SleepingBeauti
「こんにちは」河内百合は、雑誌をもとの位置に戻し言った。

「こんにちは」ぼくも返答を返した。

ぼくたち二人だけなら、ここで会話は終わっていたはず。

だけどここにはのぞみが居た。

「憂の知り合い?」のぞみは河内百合を一瞬、見て、ぼくにきいた。

「うん、同じ職場なんだ」

「へえ」とのぞみは河内百合を見つめた。
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