王子様は生徒会長
「なんで私のプロフィール知ってんのよっっ」
「・・っっ!いきなり大声だすなよ・・」
「だってだって!!あたしのプロフィールなんで・・」
「生徒会入ってたら、そんくらい調べれるし」
「うそぉ・・」
「職員室出入り自由だし怪しまれねぇし」
「そうなの!?」
「俺が会長やった理由それだし」
「そんなのが理由なのっ? 真面目に生徒会長やりたい人が沢山いるかもなのに?」
「俺だって真面目に役職やってるし!!」
「チャラいのに・・?」
「学校では真面目だからいいんですっっ!!」

そんな喧嘩腰なあたし達に遠慮がちに加藤さんが話しかけてきた。

「籠牝様・・?お付きになりましたが・・」

その言葉に反応して生徒会長は車を降りた。
あたしも慌てて生徒会長の後を追った。
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