かんのれあ
……という事は、自分が書きたい路線で、なおかつ河野さんに認めてもらうには、

恋愛をベースに斬新な設定を盛り込めばいいって事だろうか。



「って、河野さんも最初からそんな事言ってたし」



あたしは自分で自分を突っ込んだ。


改めて編集さんってやっぱ凄いなと思うと同時に、さっきまでイメージが漠然としていて気も乗らなかったのに比べ、

くっきりとした道が見えてきたので、一人でちょっと誇らしくなったりした。
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