甘いkissを君に―。
後は高校たのしくやっていけたらいいなぁ・・・。


そんな想いでこの高校に来るまでの歩を進めた。

あたしはこの高校に期待を抱いていた。


あたしが今日から通うこの高校はあまりきびしくない校則ときれいな校舎とかわいらしい制服で女子から多くの人気がある高校だ。


「よぉしっ!がんばろうっ!」


校長室の前で一度自分の姿を確認した後自分にエールを送り、ガラガラとドアを開ける。


「しつれいしまぁす」


校長室では、手続きや、パンフレットなどこの学校のいろいろなことを知れた。


いろいろな行事がたくさんあることも知った。


しばらく校長先生と話していると、担任の先生がやってきた。

「君が角井美羽さんだね?みんな楽しみに待っているよ。さぁ、行こう。」

「はい。よろしくおねがいします。」

担任の先生は小太りのやさしそうな男の先生だった。おそらく40代?くらいかなぁ・・・。


「しつれいしましたぁ」

校長室をでたあたしは、担任と2人無言で歩き続ける。



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