【完】スマイリー☆症候群
「あぁ……。こいつ等、理科の授業でわからない問題があったらしくて、俺のところまで質問しに来てたんですよ」
そう声を漏らしたのは、三波先生。
とっさに飛び出したにも関わらず、的確でありその上矛盾1つない嘘の説明に、私は驚きのあまり声を失う。
「そうだったんですか。……あなた達、偉いじゃない。感心したわ!」
武藤先生は三波先生の言葉に納得した様子で、私達に輝かしい笑顔を振り撒いた。