【完】スマイリー☆症候群



――――……


翌日。


「席に着け! 出席とるぞー」


出席確認を始める白取。

昨日の怪談事件が何事もなかったかのように、今日も、平和な1日が繰り広げられようとしてい……。


「先生、その頭、どうかしたんすか?」


一番前の真ん中の席に座る男子生徒、山田は、白取の頭を見て何やらそう尋ねた。

何かと思って見てみると、ぽっこりと、そして赤々とする“タンコブ”が白取の頭にしっかりできていたのだ。


「ああ、これか。昨日の旧校舎の見回りの時に、ちょっとな」


照れ隠しのためか、「ははっ」とはにかむ白取。

やっべぇ! 絶対ぇ昨日のじゃん。俺等の幽霊撃退大作戦の時に、できたやつじゃねぇかァ!
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