きっと、救えるよね。。
そして、移植後も、父の辛い戦いは、毎日続きました。
若い方でも耐えられない程の苦しみ…

高齢者の父は、ミニ移植でさえ、とんでもなく辛いのです。

私は、よくテレビでドキュメントを見ていました。

他人の方がテレビでよく白血病などや、重い病気で戦う姿を目にしていました。
まさか、自分の家族が同じ体験をするなんて。

どこかで他人事のように感じていたんだと思います。
人や命がある者は、何故?こんな辛い体験をしなければいけないのか…

悔しくて、何とも言えない気持ちでした。

母の時も、父の時も、病室の扉を開けることが怖くて、私は、いつしかマイナス思考にとらわれてしまうようになりました。

人はいつか老いて、命が絶える時が来るとわかっていても。

やはり、連続で家族の死や大病に遭遇すると、また、何か嫌なことが起きるんじゃないかって、体に力が入るようになってしまったのです。

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