まほろば【古代編】
「そっか……」
とにかく、トヨが無事だということはわかった。
今はそれだけわかれば満足だ。
うまくすれば、今夜トヨと直接会うことができるかもしれない。
詳しいことはその時に聞けばいい。
そんなオレの様子を、心配そうな顔をして覗き込んだアオは、
「できることがあれば何でもいって」
と言ってくれた。
アオの申し出はとても有難いし、また同時に頼もしくもあった。
おそらく、その時がくれば頼ることになるだろう。
だけど、それはまだ先の話だ。
今は……。
とにかく、トヨが無事だということはわかった。
今はそれだけわかれば満足だ。
うまくすれば、今夜トヨと直接会うことができるかもしれない。
詳しいことはその時に聞けばいい。
そんなオレの様子を、心配そうな顔をして覗き込んだアオは、
「できることがあれば何でもいって」
と言ってくれた。
アオの申し出はとても有難いし、また同時に頼もしくもあった。
おそらく、その時がくれば頼ることになるだろう。
だけど、それはまだ先の話だ。
今は……。