【完】不良な君の甘い蜜
結局答えは出ないまま、ファミレスを出て、ショッピングモールまで行く私達。



「やっぷー、そういえばさ、女二人でプリ撮る機会、あんまりないよね?今から撮らん?」



「うん!撮るー!待受にする!」



さっきまでしんみりと恋愛相談してたとは思えないテンションで二階のゲーセンへ駆け込む。



こんなとき、馬鹿で単純な自分の頭がラッキーに思えるよ。



まあ、自分で言ってて悲しいったらありゃしないけどね。
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