★秘密の愛★お兄ちゃんはあたしだけのもの!!
結婚式前夜、



『明日の恭吾の結婚式楽しみだ』



笑顔の父さんと母さんの前で、



あからさまに不機嫌な様子の鏡花。



『どうした??鏡花、具合でも悪いのか??』



父さんでさえ、そんな鏡花に態度に気づいた。



鏡花は俺に意味深な視線を送り続け、



『だって……あたし…』



今にも俺とのことを暴露しちまいそうな勢いだった。
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