溺れた愛のシルシ
「破局寸前じゃん。」
翌日。
親友の里緒ちゃんはすぐにあたしの様子に気付いた。
そして、
あたしはすべてを打ち明けてしまった。
「はっ、破局ってそんな...」
「それで。なんで逢沢は怒ったんだと思う?」
そういえば…、
なんでりっくんはあんなに落ち込んで...。
あんなに怒っていたの?
「わかりまへん…。」
「ほんっとに分からないの?」
「うん…。」
本当に分からない。
そういうと
里緒ちゃんは頭を人差し指で突っついて、
何か思いついたように顔を
パッとあげた。
「もしかしてあんた、逢沢になんか質問された?」
「ん~…。」
質問…………?
そうだ…。