【続編】カゴの中身
【雷】



留宇がいない朝。



「善、学校だ」

「行かねぇ…」

「行け」

「めんどくせぇ…」

「ただ先輩にビビってるだけだろ。情けねぇ」

「は?マジムカつく」

「ムカつけムカつけ。さっさと顔洗え」



善を起こす。



そして勝手に起きる双子は朝からケータイをカチカチ…。



さてと、誰とメールしてんだろうな?



「おはよ、パパ」

「おはよう、厘。偉いな、自分で起きたか」

「天兄、まだ寝てる」

「じゃあ起こして来い」

「ママ…どこ?」

「とりあえず天起こして来い」

「はぁい…」



下のふたりは留宇が恋しくてかなり静かになった。



問題は上の3人だ。



善の反抗期は仕方ないと思ってる。



だからほっといたのに、さらに激しさをまして反抗期だ。



「コラ、起きろって言ってんだろうが」

「うるせぇよ!!」

「誰に向かって言ってんだ?」

「親じゃねぇくせに!!」



朝からブチッと。



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