【続編】カゴの中身
これでメールしてないなんて言われたら手が出そうだ。



「メールはしねぇ約束、したよな?」

「した…」

「俺との約束、破ったよな?」

「「ごめんなさい…」」

「まず。ケータイ出せ」



ポケットから出てきたふたつのケータイ。



ピンクが芽衣ので、白が由衣の。



「没収…?」

「いや、返す」



パッと表情が明るくなった。



でも俺は甘やかさねぇから。



開いたケータイをバキッとふたつに折り、ふたりに返した。



「パパ…」

「好きな男とか、友達との内緒話なんて言わなくていい。でも隠し事とウソは嫌いだ」

「ここまでしなくたっていいじゃん!!」

「お前ら、留宇に何回も言われたんだろ?留宇の言葉は俺の言葉。反省もしてねぇお前らに検討の余地ナシ」



泣き出した双子。



子育ては難しいとつくづく思う…。



「メールしなきゃ友達減んのか?」

「減ったらどうしてくれるの!?」

「そんなのは本当の友達じゃねぇ。よく考えて友達選べ。ちなみに当分、外出禁止だ」



さぁ、どうなる?



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