【続編】カゴの中身
とにかく今は会社に連れ帰るか…。



ふたりを車に乗せると、久しぶりに笑った気がした。



「ってかさ、由衣をフルとかあり得なくない?」

「芽衣も思うね。アイツ、マジ見る目ないね」

「もう男とかいらな~い」

「やっぱりパパには負けるし。よく見るとブサイクだし!!」

「由衣、最近パパより善兄の方がカッコイイと思うんだけど」



オイ。



聞き捨てならねぇな。



「芽衣、アイス食うか?」

「由衣は!?」

「あれ?誰がいちばんだっけ?」

「パパ!!パパ大好き!!」



やっぱり俺って娘には弱い。



かなりワガママで、かなり高飛車な娘だけど。



俺にはカワイイ娘達だ。



「「会社~!!」」

「騒ぐなよ?俺、仕事だから」

「パパの仕事好き!!」



そうかそうか、やっぱりカワイイな…。



社長室に連れてきた娘ふたりに、ジュースを出して宿題をやらせて。



「雷君、戻ったっ…姫達!?」

「「高宮~!!」」

「なんで!?って、久しぶり~。社長、コレ仕事ね。あっ、芽衣ちんここ間違ってる」

「全部教えてよ、高宮」



どんな大人になるやら…。



< 58 / 60 >

この作品をシェア

pagetop