桜の季節の甘い恋
トイレに着くと目の前にある鏡を見た。



歩いて距離はあんまないのに顔が涙で濡れていた。




すると後ろから奈美が見えた。




私は振り向いた。




目の前には奈美が心配そうに私を見つめていた。



「結夢・・・」



私は明るく振る舞った。



「あぁぁ、失恋しちゃったよーー。はぁ・・」



私は大きなため息をつく。

< 97 / 123 >

この作品をシェア

pagetop