報復サイト~正義の死(バツ)を~
「そうですか、お大事に。」
悟は、笑顔で返した。女将が軽く頷いた。
「今日も、お出かけですか?」
代理女将は、悟に声をかけた。
「はい。いずれ女将さんにもお話しをお聞きしたいです。」
悟は、にっこり笑って返した。代理女将は、微笑んで頷くと下がって行った。
「お兄ちゃん…何考えてるの?」
愛未は、兄を見て言った。悟はただくすくす笑いを向けるだけだった。
「おはようございます。閲覧室の貸し切りをお願いしています、楠木です。」
窓口で昨日と同じことを言って閲覧室の鍵を受け取って昨日と同じ閲覧室に向かった。愛未は、兄の後ろをパタパタとついて行く。
「今日も、続きだね。」