報復サイト~正義の死(バツ)を~
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カシャーン。
「あっ。」
愛未の手からジュースの缶が滑り落ちた。
「大丈夫か?」
「う、うん。」
愛未はジュースの缶を拾った。しかし、背筋が凍る寒気が缶を落とす前からしていた。
「なんか空調悪いのか?寒くない?」
悟に言われて愛未はホッとした。自分一人の思いこみだけじゃないからだ。
「窓口に行って来ようか?」
愛未は、部屋を出たい気持ちも手伝ってそう兄に聞いた。
「いや、いいよ。あったかい飲み物もあるし。」
悟は愛未にそう返した。愛未は兄の横にそっと座り直した。
「さぁて、何か面白い記事はあるかな。」