報復サイト~正義の死(バツ)を~
  

 愛未は、反応のない兄の前に手を振った。


「聞いてるよ。今色々考えてたんだ。」


 不機嫌に悟は言って返した。


「何考えてたの?」


「うん。昨日お前が言ってただろう。」


 愛未は首を傾げる。


「この件から手を引いた方がいいんじゃないか…って。」


「う、うん。」


 愛未は頷く。


「本当に…そうかもしれない。」


 悟の様子がおかしかった。愛未は、気になった。


「どうしたの?」


「よく考えたがやばい…。俺は呪いは信じない方だが今回は、やばい…。絶対やばい…。」


 悟は、そう何度も言った。愛未の背筋が凍る。
 悟は真剣だった。


  
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