報復サイト~正義の死(バツ)を~
すると、部屋の明かりが消えた。二人は辺りを見渡す。
『真実になど辿り着けまい。ふふふ……アハハ……後悔するぞぉぉぉ……。』
獣のよいな声が響いた。そして、部屋の明かりがついた。
「お兄ちゃん!」
愛未の悲鳴のような声に振り向くと壁に生々しい血文字の言葉が書かれていた。
“呪われよ
祟られよ”
「お兄ちゃん…。」
震える声で呼ばれて悟はそっと愛未を抱きしめた。愛未は、静かに泣いていた。
二人の本能が“引け”とシグナルを鳴らしていた。
「おいじぃねぇ……次の獲物は……まぁだかなぁ……」
口と首周りと手を血だらけにして獣のように人肉を貪っていた。