報復サイト~正義の死(バツ)を~
  

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「ぎゃあぁぁぁ…んぐぅ……。」


 酷い悲鳴否、断末魔が血と生臭い異臭のなかに淋しく響いた。



「おいじぃねぇ…おいじぃ…ぐぅふぅうぅ。」



 また、血の臭いが増えた。



「お兄ちゃん…恐い。」


 震える声に悟は耳を傾けるしか出来なかった。愛未は、ずっと泪を流していた。


「この怪事件の真相を明かさない限り俺たちは危険だ。真相を真実を見つけよう。」


 悟は泣く妹にはっきりと言った。愛未はようやく離れて兄の顔を見上げた。


「わかった。全ての謎が明らかになかったら…私たち救われるのね。」


 愛未は、確かめるように言った。
 悟は、そっと頷いた。


「さぁ、調べよう。」


  
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