Love....really?
先輩が平手打ちをした。
けどその人は
まるで無関心のように
冷たい目を向けた。
先輩はパッと手を離し
気味悪そうにその人を
睨みながら
「スカート下げさせろよ。」
と言っていなくなった。
他の人も
あとを追っていった。
「ありがとう!」
そう叫ぶとその人は
「別に。」
といいゆめに
背を向けた。
「待って!
名前教えて!」
「槙野 心。」
心…。
綺麗な名前だな、
と思った。
「こころちゃん!
ありがとう!
同じクラスになったら
友達になってねー!」
叫んでみたけど
返事はなかった。
このころから
こころは
ゆめの恩人
同時に憧れになった。
そして、
運命のように
同じクラスになった。
教室で
こころを発見した時
すぐに駆け寄った。
みんな美羽のとこに
集まっていたけど
そんなことは
どうでもよかった。
嬉しかったんだ。