あなたを好きということ
そんな時、特別に仲良くなった男子がいた。
水無瀬森【みなせしん】
あたしの次の出席番号の人で小学生の時も同じクラス。
けど小学生の時は、あまり話した事がなかった。
森は、山本と同じ部活。
すっごい面白い人で、いかにもスポーツ万能な顔だち。
身長が高くて
あたしの最初に発した言葉は、何者?だった。
『三並ーこれってどーやるーんかぁ~?』
「人に教えてもらう時は、どーやるんですかでしょ」
『まぁまぁいいからぁ~♪』
森は、本当に部活馬鹿で勉強は、全くできない。
けど、本当に部活は上手いらしく、もう高校の先生からも
目をつけてもらってるって噂。
「いいよねぇ~スポーツできる人って」
『いいよねぇ~頭いい人って♪』
いっつもこんな感じでいつの間にか仲良くなってた