あなたを好きということ


そして、あたしは6年生へと進級した。

山本への想いを抱えたまま・・・。





夏休みに友達を遊びに行く事になり
駅に行った。

すっごい暑い日で、駅まで歩くのもダルかった。



そんな時、信じられない事がおきた。





山本が角から曲がって出てきた。


さすがにビックリしすぎて、目が点になってしまった。



山本は、サッサと歩いていった。
けど、あたしは、自分が止められなかった。



「あ・・・あの!!!」


「・・・?」




振り返ってくれた。



誰か・・・あたしを止めて




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