君を僕の好きにさせて貰います(短編)


***

マカが落書きしたノートを覗くと、マカはベッドに寝転がりながらも顔を上げて頬を染めて笑った。

「バレた?」

「隠してたの?」


僕らの会話はいつも質問ばっかり。それでも成り立つ会話。
会話が成り立つなんてマカだけだった。

誰かと会話なんて滅多にしていなかったから。

「勉強に疲れたら見て欲しいなって」

ノートに書かれた“ファイト”の文字。
ベッドに乗っかってマカの背中にくっついた。


「こうした方が疲れとれる」
これは手を出したうちには入らないから。

変な理屈並べてマカのお腹に腕を回して抱き着く。マカが真っ赤になってるのは嫌じゃないってこと?

「それに、スペル間違ってるよ」


クスクス笑うとマカの耳まで真っ赤になった。

マカの僕で僕のマカ。

「おやすみ僕のマカ」

「おっと?何発言?」




おわり。

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