TeFU TeFU ~蝶の媚薬~
「そんな事でウチの睡眠妨害したんかよ…」
朝日姐さんは呆れている様子だった。
姐さんにとっては【そんな事】でも、喧嘩になったのに…
今思えば、馬鹿げている…しかし、あの時の利つはいつもと何かが違った。
手に持っていたものに姐さんは目を移した。
「これか..喧嘩の原因」
持っていた竹櫛を無理やり奪われた…
そして姐さんは何かに気づいた。
「これ…女将さんのじゃねえな」
*