からっぽな街
「ゆん、この子、たーたっていうの。同じ小学校なんだー。」
「ああ。そうなんだ。」
ふふふ。と照れる、たーたの、スラッとしたスタイル。
「たーたってね、学校でも、たーたって、呼ばれてるんだよ。」
「そうなの?」
「うん。リッツもだよねー。」
仲が良さそうに、手を繋いで、ぶんぶんと振っている。ふふふ。と、子どもらしい一面に、思わず微笑む。
「たーた、行くよー。」
「はーい。じゃ、またね。」
と言って、たーたは、外へ出て行った。
「ゆんー、リュック、どこかわかんないー。」
「ニケのは、ここにあるよ?」
「うううん。ちゃちゃのやつ。」
ちゃちゃが、不安そうな顔で探している。
「あれー。ここに、あったんだよ。」
「だいじょうぶだよ。絶対あるから。誰かが、勝手に動かしちゃったのかもね。」
三人で、探した。何しろ、この辺には、同じように大きな荷物がパンパンに入っているリュックが、三十近く、ごろごろと転がっている。おまけに、暗くなってきた上に電気が付いていなかったので、見にくかった。
「ああ。そうなんだ。」
ふふふ。と照れる、たーたの、スラッとしたスタイル。
「たーたってね、学校でも、たーたって、呼ばれてるんだよ。」
「そうなの?」
「うん。リッツもだよねー。」
仲が良さそうに、手を繋いで、ぶんぶんと振っている。ふふふ。と、子どもらしい一面に、思わず微笑む。
「たーた、行くよー。」
「はーい。じゃ、またね。」
と言って、たーたは、外へ出て行った。
「ゆんー、リュック、どこかわかんないー。」
「ニケのは、ここにあるよ?」
「うううん。ちゃちゃのやつ。」
ちゃちゃが、不安そうな顔で探している。
「あれー。ここに、あったんだよ。」
「だいじょうぶだよ。絶対あるから。誰かが、勝手に動かしちゃったのかもね。」
三人で、探した。何しろ、この辺には、同じように大きな荷物がパンパンに入っているリュックが、三十近く、ごろごろと転がっている。おまけに、暗くなってきた上に電気が付いていなかったので、見にくかった。