隣の先輩
 レースのある白いスカート、ピンクや白のワンピースなどをいろいろ見て、

とりあえピンクベージュのふくらはぎの下まで長さのあるスカートに、五分袖のチュニックブラウスを着る。


 長めのスカートを選んでしまったのは先輩に寝巻き姿を見られてしまったからかもしれない。


 なんとなく恥ずかしかったからだ。


 深呼吸をし、呼吸を整えると、リビングへの扉を開ける。


 でも、さっきとは違い閑散としていた。


 先輩も裕樹もいない。


 そのとき、先輩の笑い声が聞こえてきた。そこは裕樹の部屋。


 部屋に連れて行くならそう言ってくれればいいのに。


 緊張していたのが一気に気が抜けてきてしまった。


 お茶とか持っていったほうがいいのかな。



 でも、裕樹が準備をしていたりしたら、かなり恥ずかしい。


 かなりしっかりしているところがあるから。
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