僕 の 愛 し い 人 [ホラー]

朝日

『ん‥あー‥』

大きな欠伸をしながらベッドから降りる。

携帯を開くと着信が1件もない。

こんなに清々しい朝は何日ぶりだろう?

昨日までは携帯を開くと何件も着信があり、着信履歴は非通知ばかり。

友達からの電話を気付かなかったらメールかもう一度電話がこない限り電話が来たこと自体分からない。

そんな日が何日も続き頭がおかしくなりかけた。

パンクしかけていた頭もスッキリしている。

琉輝星、桜、正之、美月、美月の彼氏に感謝しなくちゃ。

『せーな♪
おはよう!』

『おはよう、桜。
おじさんは?』

『仕事行ったよ。』

そう、と答えた後に他愛もない話しをする。

少しでも‥ストーカーからの電話や手紙がなくなれば‥‥‥

私がそんなことを考えている時、桜の携帯が鳴った。
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