猫耳姫とメガネ王子
「唯、昼一緒に食おう」


「にゃ? 今日は鈴と一緒に――」


と、断ろうとしたけれど、満面のうそ臭い王子様笑みを浮かべる壱に言葉を飲み込む。


女子達のうらやましがっている視線が、心地いい。


私は鼻高々にフフンッと笑い、

「今日だけなら、別にいいけど?」

と、返事をした。


「そ。じゃぁ人の少ない場所に行こう」
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