キョウアイ―狂愛―





「永久に二人で生きよう」



恐ろしく


美しい




炎も

手を差し伸べるお前も




もはやお前の狂った瞳には、我しか映らず。





我は


投げ捨てられた剣を拾うと


惑う事なく


お前を


刺した。





何度も何度も切った。




見開かれた瞳に、おぞましい自分の姿を表しながら。



我とてリドルの直系。


家を汚したお前を許す訳にはいかぬ。




一方で

その手に我の切望するものを持ちながら、投げ出したお前に憎悪した。





「ク…レ……ア!?」


我を呼ぶお前を火の海となった屋敷に押し込み燃やした。




「クレア、クレア!行くな!戻って来い」



全身を焼かれながらも我を追うお前の叫びを振り切り、屋敷を離れた。








< 216 / 237 >

この作品をシェア

pagetop