キョウアイ―狂愛―
―――………
「おりゃ!酒だ、飲め飲め〜〜」
「ちょっ、お頭〜勘弁してくださいよぉー…」
―――…なんだか……
「ラッド君、君ね〜今時、下戸なんてはやらないから〜〜!ほれっグッと飲め!グッと〜〜〜」
「……ぐっ」
「お頭〜やめてあげなさいよぉ。クスクス」
―――……賑やか…ね……?
「あ、ラン、お前はまたラッドをかばいやがって〜〜!ラッドが美形だからってっっあんまりだっ」
「ぐぇっ…」
―――……ラン…ラッド?……お頭……?誰?
「あ―…、お頭ぁ…ほらぁラッドってばのびちゃったじゃない」
―――……どこ…ここ?
「……どこ!?」
騒々しい声に少しずつ現実に引き戻されたクレアは、最終的に叫びながら跳ね起きた。