My fair Lady~マイフェアレディ~
「ただいま。ユウ」


「ん~~」
俺は彼の頬にキスをした。瞬間、ガタガタンッ!!っと何かが崩れる音がした。

「…なんだ?」

「あ、あのねパパン。お客様が……」


「パパンだとおおおおおおおおお???!!!!!!!」


もんの凄いスピードでダダダッと走って来て、俺達の前でスライングしてきた少し大柄の男。はっきり言って迫力がありすぎて引く。金髪の男ネオードがこの世の終わりのような顔をしてパパンと呼んだ彼に詰め寄った。

「ろ、ロロ、ロードッ!!お前…こ、こ、」

「なんだネオード。いたのか」

「いたのかじゃねえ!誰のために来てると思っているんだ!ってそうじゃねえっ!お前、パパンってなんだ?!パパンって!!」

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