シュガーベイビー★キス
紛れもなくそれは泉サマで、肩で息をしながら仁王立ちしていた。





「………神戸から離れろ。」





静かに、怖いくらい冷静な泉サマを見て修平くんはクスリと笑った。




「あ~怖い怖い。何そんなに怒ってんの?」




「怒ってねぇよ。当たり前のことを言ってるだけだ。」




「…なに。ヒーローにでもなったつもり?そういうのがさあ………ムカつくんだよね!」





そう言ったと同時に泉サマが跳び箱に背中を打ちつけ床にへたり込んだ。




修平くんが思いきり蹴り飛ばしたのだ。






「………ってぇな、この野……っ!」




泉サマが反論する隙もなく次の蹴りがみぞおちに入る。




「あのさ~、俺言ったよね。消えろってさ。忠告しといてなーんで現れるかな。目障り。」




修平くんは泉サマにまたがると胸ぐらをつかんで思い切り頬を殴った。














いやだ……………








こんなの









いやだ…………………






目の前で起きている現実を受け止められない自分と、恐怖で震える自分がいて、完全にパニック。








「俺がどれだけひまりを想ってたかアンタに分かる?ひまりのこと何も知らないくせに…何の関係もないくせに…!」



「やめ……!……て…」



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