シュガーベイビー★キス



「じゃー…また、帰りな。」



「は、はい!」




ご飯を食べ終えたところで、泉サマがそう言った。



そっか…



もう午後の授業始まるもんね。




そっかそっか…………







「……なんだかちょっと寂しいです。」




「はっ!?な…なんだよ突然……」




「泉先輩と一緒にいる時間が終わると思ったらなんだか急に寂しくなりました…」




あたしは右手を胸に当て小さくため息をつく。




「これも恋する乙女とやらの感情の一種なんですかね?」




「…そうじゃない?」




「そうですか…なるほど。」




「……じゃあ、しっかり勉強しろよ、中学生。帰りは裏門待ち合わせな。」





「はい…」






そう言って泉サマは朝みたいにおでこにキスをすると、頭をヨシヨシとなでた。



特進科の泉サマに頭を撫でられるとなんだか成績が良くなる気がするよ。





高等部の校舎に戻っていく泉サマから目が離せなかった。









ガンっ!!






あ…。





思いっきり柱にぶつかってる。




ダンッ!

バンっ!






「……………………………泉サマ?」










泉サマはその後も柱や壁に思いっきり衝突し、フラフラしながら中等部の校舎から去っていった。







………だ、大丈夫ですか?






疲れてるのかな?




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