特攻のソナタ
わたくしは今から皇国へ報いるため戦地へとおもむきます。この遺書は名前も知らないあなたへ送ります。わたくしの最後の望みをかなえてくれてありがとう。二人きりの演奏会、すばらしいものでした。今までで一番すてきな演奏でした。別れ際にまた会いたいと言ったけど、残念ながらそれをかなえることはできません。あなたの声は聞き取れなかったのですが、どうかお幸せに。


いつのまにか、あのソナタが心の中で聞こえてきた。いつまでも、いつまでも・・・
< 8 / 8 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:4

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

自分探しの旅

総文字数/69,267

ファンタジー196ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
~自分探しの旅~ もし自分の前世を知ってしまったら・・・ ☆あらすじ☆ 平凡なサラリーマンの京介は、ふとしたきっかけから自分の前世が室町時代の僧侶だと知らされる。やがて、前世療法で過去の記憶がよみがえる…そこで彼が見たものとは… ※小説の一部は、自らの体験をもとにして書かれています。半自伝的小説です

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop