キミに極上の恋物語を



「オレだろ?」

「そうじゃ…」

「華はオレのこと好きだよな」

「え…あ、の」

「好きじゃねぇの?」

「えっと……、きゃっ」



不安定な体勢にバランスを崩すと、そこからベッドまではほんの一瞬。

柔らかい感触に包まれたら、持ち慣れたはずの携帯は簡単に右手から滑り落ちる。



「いいかげん素直になんねぇと、このまま襲っちまうぞ」

「待って、待って!」



ほら、なんでいつもそうなの?

もっと答えやすいように言ってくれればいいのに、可愛いだとか、オレのものになれだとか

そんな言葉じゃ、上手く返せないよ。





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