【実話】だだ漏れ日記
しばらくして私と彼は
同じ電車に乗り込んだのだが、 
乗り込むその瞬間も
彼はステップを刻み続けた。
 
 
そして電車が走りだすと、
なんと
 
 
 
 
両手を広げ出す始末。
 
 
 
 
さらに彼の勢いは止まらず、
ステップを踏みながら、
 
近くにいた
オッサンの読んでいた新聞を
盗み見たり、
 
キメポーズ的なものを
披露していたのだった。
 
 
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