★まいんどはーと★
 



また、キスしようなんてそうはさせないんだから!!




そう思いながら、最低男を睨み付けていた




「お前…いい加減にしろよ…」





へっ…?




いきなり
ものすごい、低い声であたしに言い放ち




そして、あたしを掴む腕にも力が増していた





い、痛っ…





「あいつと俺を一緒にするなっ!!」





怒鳴りつけながら、壁におもいっきりに拳を叩きつけた




なに…言ってんの…?




こいつ…




まるで、自分は別人な言い方して…




あたしは、呆然としながら最低男を見つめた




「お前が誰だか知らなねぇけど…」




少し俯き、表情が伺えられない…




だけど


漂う、怒りを表すオーラはただ者ではないと思った



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