★まいんどはーと★
りょ、亮司お兄ちゃんに対してそんな事聞くなんてっ…!!
「ちょっ…何言って…!!」
「ちげーよ、疾馬…」
そう言って、ため息をつきながら頭をかいた亮司お兄ちゃん
「前に言ったろ、俺の幼なじみが入って来るって」
「…あー…、そんな事言ってましたね」
「その、幼なじみの子がコイツなわけ」
そう言って、あたしの頭に手をのっけた
わっ…亮司お兄ちゃん…
頭から伝わる、亮司お兄ちゃんの熱があたしに伝わってくる…
な、なんか…ヘンにドキドキしてきちゃったっ…!!
「ふーん、コイツが…」
そう言って、あたしを見つめる…
ん?
な、何よ…
「…と、言う訳で疾馬、胡桃と仲良くしろよ?」
そう言って、アイツの肩を叩く
「…別に、馴れ合うつもりないですから」
そう言って、亮司お兄ちゃんの手を払い退ける
なっ…!
か、感じ悪っ!!
「…そ、そうか…ま、胡桃も仲良くしてやってくれなっ」
そう言って、あたしに微笑み返す
「あ、うん…」
亮司お兄ちゃん…ここで苦労してるんだろうなっ…