★まいんどはーと★
 



あ、あたし…



とんでもない、誤解しちゃった…!!




そう思いながら、あたしは双子の兄の疾馬くんを見た…



「亮司さん、俺部屋に戻ります」




「あ、ちょっと待て…」




そう言って立ち去ろうとする、疾馬くん




「…おい、亮が待てって言ってんだから待ってやれよ」



そう言って、双子の弟の翔馬くんが出口をふざぎながらそう言った




「…お前に言われる筋合いはない」




「っんだとっ…!」




双子の間に激しい火花が散った




うっわ─…
すんごく険悪な空気…




「おい…お前ら…」





「…ただいま」




亮司お兄ちゃんが止めようとしてる所に、見覚えのある美少年が現れた





「おー…!良いところに帰って来た!!碧、ちょっとこっちに来い」





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