★まいんどはーと★
「「きゃあぁぁぁー!!」」
周りの人達が悲鳴をあげる。
ざわざわっと辺りが騒ぎ始めた
…なっ、なっ、!?
またもや、あたしはエロ野郎にキスをされてしまった。
「ん~っ?!…や、やめっ」
やめなさいよっ!
じたばたと暴れるあたしに、そんな事はお構い無しで濃厚なキスを続ける。
な、
なんて力なの!
振りほどけない。
「~~っ…~いや」
い、息が…
「やっと女らしい声になった」
~こいつ!
こんな状況を引き起こしたのに
なんで、こんなに楽しんでのよ!!
「…もっと、聞かせろよ」
ぞくぞくする声であたしに
そう言うとより一層濃厚になった。
「~~…っ。」
や、やだっ…
なんで、なんでこんなエロ野郎に…!
意識が朦朧として、クラクラして
足がガクガクなってきた。
そんなあたしに、お構い無しに
腰を引き寄せ離さないようにする。
な、なんて奴なの?!