君へ贈る愛の歌


『うさぎさんも好きだけど、俺はみゅうのが好きだぞ。』



かっちゃんが目元にキスをおとす。

それだけでなんだか安心。

それに、かっちゃんの言葉があたしの傷を癒してくれる。



『かっちゃん、ありがとう。』

『どういたしまして。』



かっちゃんに笑顔を向ける。



『んー・・。やっぱりみゅうは可愛い!』



こんなこと恥ずかしげもなく言ってくれる男の子なんてかっちゃんくらいだ。

かっちゃんは優しい。

すっごく。




『ふふ!』

『どした?』




急に笑いだしたあたしを不思議そうに見つめるかっちゃん。



『かっちゃんスマイル見てるとあたしも笑ってられる。』

『じゃあ、みゅうのために笑顔でいなきゃな!』



あたしのため?

それ、すっごいキュンとしちゃうよ。


< 10 / 120 >

この作品をシェア

pagetop