君へ贈る愛の歌
・・・・・・・・・・

・・・・・・。



『みゅう、何してんの?』




いつのものようにベンチに横たわっていた。

ベンチに大きな影がかかる。

思わず顔をあげた。



『目、真っ赤になっててうさぎさんみたいだぞ?』

『かっちゃん・・・。』



なんでここにいるんだろう・・。

かっちゃんは違うクラスなのに。

しかも今は授業中。



『なんでいるの?』

『だって、みゅうは俺のお姫様だからさ。』

『おひめ……さま?』



かっちゃんは頷くといきなりあたしを起こして抱きかかえた。



『きゃっ!?』



あたしは成り行きかのようにかっちゃんの首に腕を巻きつける。



『かっちゃん……。』

『ん?』

『重いでしょ?』

『みゅうが重いわけないよ。』



出た。

かっちゃんスマイル。
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