大嫌いだって愛しい




ピンポーンっ



一人でいる部屋には

インターホンや外部からの音がやたら響いて感じる





「はい。」




リビングの端ちつけられたインターホンカメラのボタンを押して画面を見つめる





「あ…」




『俺、開けろ』




なんて俺様なのだろう

一体自分を何だと思ってるんだ?




殿様か?


神様か?



オートロックのボタンを押して数分もしないうちに




玄関が勝手に開けられる音が響いた。





< 168 / 281 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop