魅惑のヴァンパイア
二人の貴公子を見ながら笑っていると、後ろから妖艶な声が入ってきた。


「ねぇ、ヴラド、私にも紹介してくれる? この美味しそうな女の子を」


――美味しそう!?


驚いて後ろを振り向くと、胸元が大きく開いた真っ赤なイヴニングドレスを着た女性が立っていた。


女の私でも生唾を飲み込んでしまう、圧倒的な美しさ。


思わず上から下まで嘗め回すように見てしまった。


「エリザベス……」
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