魅惑のヴァンパイア
ほっとしたわたくしとは裏腹に、シャオン様は表情一つ変えず、食い入るようにピーター様のお話を聞いていました。
シャオン様の気持ちを和らげるために、「良かったですね、これで死の呪いから開放されますよ」と言ったら、ピーター様の顔色が変わりました。
「それが問題でね……。王位につけば、死の呪いを消すことができるわけじゃないんだ。もし誰でもできるなら、先代の王がやっていたと思わないか? ヴラドは先代の王と人間の間に出来た子供なんだから」
……確かに。
しかし、ヴラド様はシャオン様を助けるために王になる決心をしたのです。
王になっても、死の呪いを消すことができないなら何のために命の危険を冒してまで王に……。
シャオン様の気持ちを和らげるために、「良かったですね、これで死の呪いから開放されますよ」と言ったら、ピーター様の顔色が変わりました。
「それが問題でね……。王位につけば、死の呪いを消すことができるわけじゃないんだ。もし誰でもできるなら、先代の王がやっていたと思わないか? ヴラドは先代の王と人間の間に出来た子供なんだから」
……確かに。
しかし、ヴラド様はシャオン様を助けるために王になる決心をしたのです。
王になっても、死の呪いを消すことができないなら何のために命の危険を冒してまで王に……。