魅惑のヴァンパイア
「王座の道の進行状況は?」 


シャオン様がいらっしゃる前は、わたくしも度々難しい仕事の時は駆り出され暗躍していたので、今の状況が気になって、つい口を出してしまいました。


「ヴラドが王位につくのは、もうまもなくだと思う」


 なんと! 


そこまで進行していたとは! 


さすがご主人様でございます。並大抵の努力ではあり得ません。


「以前はヴラドの敵だった、闇の秘密結社の後ろ添えも絶妙でね。
彼らは秘密裏にすでに方々に手を回していたんだ。
もちろん、こんなに早く他を制圧し、王妃の力を最小限に抑え王位の座を得ることになったのは、ヴラドの政治力のおかげだ。

あいつは王になるために生まれてきたとしか思えないよ」
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