魅惑のヴァンパイア
「やあヴラド、久しぶりじゃないか」


突然会話に入ってきた侵入者。


驚いて隣を見ると、赤髪の長髪にオレンジ色のマントを羽織った男の人が立っていた。


「ハジメマシテ、お嬢ちゃん?」


ニコっと人懐っこい笑顔を見せたその人は、ヴァンパイアは皆、黒のマントを羽織っているのに、一人だけ目立つ格好をしていた。


オレンジ色のマントなんて奇抜すぎるのに、彼にはとても似合っていた。


「ピーターか。相変わらず空気が読めないな」


ヴラドは話しかけてきてほしくなかったのか、わざとらしく大きなため息を吐いた。
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