都会の魔女
2~3時間話し込んだだろうか・・・

洋子の不安も薄らいだ頃
また部屋のインターホンが鳴った。

洋子が不安そうな顔で玄関の方を見ると、ガンさんが

「僕が出てあげようか?」
と、言ってくれた。

しかし洋子は
「大丈夫、私出ます。」
と、立ち上がり玄関に向かった。

洋子が警戒しながら覗き穴を覗くと、それはマサルだった。

「マサル、来てくれたの!」

洋子は嬉しくて、ドアを開けるなりマサルに抱きついた。

「お前が変な留守電入れるから、心配で・・・」

そう言って部屋に入ろうとしたマサルは
玄関に脱ぎ揃えてあるガンさんの靴に気が付いた。

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