都会の魔女
「何でだ!?

僕はヒロコのために仕事を辞め、彼女と一緒に始めるお店の契約も済ませたのに。

男とのトラブルも
裏で僕がお金で解決してあげたじゃないか。

僕はこんなにつくしてるのに
何であいつは裏切るんだ。」

そう考えると慎太郎は急にヒロコに腹が立ってきた。

可愛さ余って憎さが百倍・・・・

慎太郎のヒロコへの憎しみは、日を増すごとに強くなっていった。

「あいつは俺の気持ちを踏みにじったんだ。

あいつに罰を与えて、俺の存在の大きさを思い知らせるんだ。」


そして 慎太郎も時を同じくして
イシュのサイトへと足を踏み入れて行ったのである。

慎太郎の恨みの値段は10万円。

彼もまた 翌日には報復代金を振り込み
約束が実行されるその日を待った。
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